バナナケース、Seikoバターな文字盤、ブレスレットはゼロ:Seiko史上最高峰の一本
地獄から帰ってきたぜ、bros
Uncle Geth、復活。しかもtwerp持参だ。大ボスSeiko Steveのご厚意で、今回はSLA055、JDM的に言えばSBDX049。限定1,300本、2021年12月発表、2022年1月発売で、600本限定の弟分SLA057と同時デビュー。Steveが買ってからずっと、俺のガサガサの蹄で触りたくてたまらなかった一本で、それがオーバーホールから戻ってきて、今まさにbeef wagonに乗ってる。Unreal scenario, bros. 最高にうまそうだぜ、bros。
1968年の6159-7001 Pro Diverの忠実な復刻か?全然違う。モノコックケースは消えた。300mも消えた。Hi-Beatも消えた。まったく別のtwerpだ。それって問題?全然問題じゃない。とにかく見てくれよ。
Ever-Brilliant、いつだってイケてる
小難しいオタク話はすっ飛ばすと、Ever-Brilliant Steelは316Lより明らかに白くて、耐食性は1.7倍、その点ではRolexの904Lもちょっと上回る。どうだスイス。ただし硬さや傷への強さは変わらないけどな。要するに、見た目がイケてるってこと。しかもこいつは硬化コーティングなしだから、あの宝石みたいな艶が最大限に映える。
俺の知る限り、リューズチューブが交換できる初のSLAでもある。遅すぎるくらいだ。昔のMarinemasterのネジ山は極小ですぐ舐めたけど、こいつはねじ込むとしっかり安心感のある手応えがあって、万一壊れてもケースごと買い替えなくていい。大幅な進化だ。よくやったSeiko。やっとかよ。
ケース。ああ、このケース。
日本の魔術の結晶。ケースの作り込みは別格で、業界トップ。ゴツいのに上品、宝石みたいなのにどこか道具っぽい。厚みがあって傾斜した、穴あきの多面カットラグ。バナナケース、For the beeeech。ヘアラインのミドルケースに、上部には鏡面のアンダーカットのザラツ研磨面。このアンダーカットのおかげで、腕に沿わせると装着感マトリックスがthunderdomeを突破する。42.6mm、厚さ13.1mm、ラグtoラグ49.1、ラグ幅20mm。Seiko公称120g。量ってみた。119。嘘つきどもめ。消え失せろ。
ベゼル、文字盤、針:Seikoバター
ベゼルはコインエッジでグリップが効いて、回し心地は見事にダンピングされてる。軽くて最高に気持ちいい。他のレビュアーが何と言おうと、インサートはセラミックじゃなくてDLCコーティングのスチールで、アイスブルーの数字は刻印の凹み仕上げ。夜光はピップだけ。
文字盤。フュメじゃない、俺はフランス人じゃないからな。グラデーションだ:彩度を落とした氷みたいなブルーが深いネイビーに溶けていって、極地の氷みたいな細かい粒状のテクスチャ付き。息をのむ美しさ。マーケティング文句は黙ってろSeiko、でも間違っちゃいない。それから針、Marinemasterの針、業界最高。よく見てみ:針の軸にキャップが付いてる、Grand Seikoのダイバーズみたいに。HBF1にはこれはない。ほとんどの人は気づかない。俺は気づく。めちゃくちゃありがたい。夜光は?バナナ級。チョウチンアンコウみたいに光ってる。
どうしても外さなきゃ気が済まない一点
Seikoってのは最高のtwerpを作るたびに、最低ひとつは台無しにする方法を見つけてくる。£4,100の時計なのにブレスレットなし。この値段でこれは冗談だろ。シリコンストラップもあのクソったれな遊環さえなければ素敵なんだけどな。黒で、ロゴなしで、バックルと合ってなくて、手首に食い込む。今すぐ処分しろ。予備の編み込みストラップは今まで触った中で一番気持ちいい生地だけど、厚みが増す。SteveはSLA079のブレスレットをバカみたいな値段で買ったんだけど、これがぴったり合う。それが全てを物語ってる。
結論
HBF1よりずっと好きだ。一本選べるならこれにして、毎日誇らしげに着けて孤独の要塞にこもる。着けると最高の気分になれる。Seiko史上最高峰の一本。Never give up, bros.
